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電子版ファミ通 こりゃだめだ・・・

カテゴリー: 書評


先週から始まった角川の電子書籍アプリでのファミ通 電子版、先週分を購入してその後アプリのVupもあったりといろいろチェックしてたのですが、これじゃあなあ・・という商品でした・・

ファミ通

アプリのデキ、ファミ通の本データ自体のデキなど単体で見た場合はそれほど悪くないんですが、サービス全体で見た場合にまったくもって論外だし、ここがAmazonのキンドルと決定的に違う点だなあと。

まあこんな仕様である以上、紙版を買って自炊するのがやはり一番幸せな感じです・・・

以下理由をば。




まずその容量のデカさ。

ファミ通1冊で650〜700MB! 
いくらカラー雑誌とは言えこの容量感覚・・頭おかしいww
もちろんフルカラーの画像で300ページとかだからそれくらいの容量になるのは分かるけど、週刊雑誌で定期購読を考えたらもっと容量にシビアになるべきだと思う。
毎週買う人なら1ヶ月で2.5GB、半年で15GB。結構壮絶・・・

当然これだけでかいから要所要所で拡大と縮小を繰り返すと描画が一瞬引っかかるわけです。iPad2で結構気になるので、初代iPadやiPhone3GS以前だとそれなりに厳しいはず。
これはAndroidタブレットでも多分同じ感じになるはず。

それ以前にもっと重要なのは、DRMの関係上書籍データをアプリの外に出せない点。つまり角川の書籍リーダー内にファミ通だけで数GB、数十GBのデータが貯まっていくわけです。16GBモデルなら書籍データだけですぐアウトw
今後iCloudに対応して書籍データのみクラウドに置けるようになったとしても、無料で使えるのは5GB。なんやかんやで実質3GB程度だったりするので、そもそも書籍データの保管所にするにはそれなりの月額費を払わないとだめになります。だから仮にiCloudに対応できても結構論外。
まあこの辺はファミ通に限ったことではなく、電子書籍販売で共通の課題ですね。

一度購入すれば購入履歴はきちんと残っているので、一旦本データを削除すればいつでも再DLは可能です。
しかし600MBだ、800MBだの書籍データを読む都度落とさないといけないわけです。
各号の記事INDEXのような仕組みがないので、一度削除してしまうと次に再DLが大変です。

例えば今から半年後、ファイナルファンタジー 零式の攻略記事の載ってる号どれだっけ?と思っても再DLする際にどれを落としたらいいかわからんわけです。iPadの容量が厳しいので半年以前の号は削除してしまっているとすると、どの号にファイナルファンタジー零式が載っているか別途ググってから再DLとか結構マヌケなことをせんといかんわけです。

しかも1冊700MBで10分以上かかるので、後から読み返そうにも再DLする気が起こらない・・

つまり、1冊だけ買うとか、商品のクオリティとか、アプリの使いやすさみたいなことはクリアできてるんですが、サービス全体で見たら凄い稚拙なんです。さらに流通や本屋の問題があって、電子版なのに全然安くならないばかりか1日遅いとかふざけた売り方もしている。

出版社としては定期購読して欲しいんだよね?
電子版として提供することで読者の裾野を広げたいんだよね?


ならその目線でサービス全体での利便性や、ユーザーの立場になってサービスを考えるべきで、全くその辺が考えられていない。DRM問題やiOSの仕様からできないことも多々あるけど、それでもデータを軽くしたりINDEX配信をしたり、電子版のみのインセンティブを出したりやれることはいくらでもある

アマゾンがキンドルでサービス全体でメリットと利益を出そうとしているのと比べるとやはり日本の出版社や新聞社はあまりにもレベルが低いと言わざるを得ないなあ・・
ただデータ化して配信しただけってなら誰でもできるよ、そんなこと。

結局当分は紙の本を買って自炊して、生のPDFなりJPEGなりを自身のHDDでバックアップすることが一番便利という情けない状況かと・・・
コレ、カラー雑誌の電子配信における限界と言うか問題点ですね。
Mac Fanのような月額制とかも利用する気にならんし・・・



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2011/11/05(土) 18:48 | trackback(0) | comment(0)











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